7/28中日に2連敗

予言:視聴率は下がりはじめる

オールスターが明けて中日二連戦、二日目の今日。名古屋ドームレフトスタンドに陣取る巨人応援団は清原の打席で応援をやめた。やっぱり怒ってるんだ。オールスターでMVPとっておきながら昨日の試合ではチャンスでことごとく凡退だったもんね。今日はホームランを含む3安打で猛打賞だったけど、一日くらいの活躍じゃなあ。ホームラン打ったせいか最後の打席ではラッパ鳴らして応援してたけど、そんな簡単に許しちゃっていいの?と思った。

予言するけど、後半戦はテレビの視聴率がぐんぐん下がっていくと思う。

前半は最下位にも関わらず、視聴率は好調だったらしい。でもそもそも、それは安心していいことではなかったとぼくは解釈している。みんな清原が見たかっただけだもん。清原がどんなに素晴らしいバッティングを見せるのか、あるいはどんなに惨めな打席になるのか。巨人ファンもアンチ巨人も、清原の巨人入りに賛成した人も反対な人も、みんなそれぞれの理由で見たかったんだな、きっと。

で、前半戦を最下位で折り返し、清原もどうしようもない状態で、つまり結果は出ちゃってる。現金でチームをつくる姿勢も、それにのっかっちゃった清原の現金な姿勢も、ぜーんぶまちがいでした。という結果が出ちゃってるのね。清原巨人入りに賛成した人はがっかりしつくしたし、反対した人はすでに「ほら見ろ」を百回はつぶやいたはず。そしたらもう、見る価値ないわけ。もはや今年の巨人について語るべきことは何もない。あ〜、やっぱりああいう野球は間違いだったんだね、でおしまい。巨人戦はもう、娯楽として空っぽなわけ。

巨人って、いつの間にか「語るべきこと」いやもっと軽薄に「話題」を提供するための球団になってた。それはいつからなのか、ひょっとしたら「長嶋監督またもや就任」からずーっとそうだったのかも。そして最大の話題が「清原入団」だった。だから最下位でもあれだけ視聴率とれたんだよ。今世紀の球界最大の話題だもんね。そしてオウムや阪神大震災の「話題」がある時からぷつりと視聴率取れなくなったみたいに、オールスター明けから巨人戦が話題にならなくなるんだとぼくは思う。

そして「もう永遠に話題にならなくなる」のかも。新しい話題を作るタイミングは、今期はもう無理だから、またFAで大物選手とって来シーズンしかない。でも清原が大物過ぎて、ちょっとやそっとの選手じゃ話題にならないし、また清原があまりにも「悪い前例」になっちゃったから、優秀な選手ほど来なくなっちゃうんじゃないだろうか。もう次の話題のチャンスは数年後の「イチローFA宣言」までやって来ないんじゃないかなあ。まあ、イチローはおそらく巨人を選ばないだろうけど。(イチローが巨人に入ったら、ぜんぜんイチローじゃなくなる気がするもん)

今日の試合は、巨人という存在が下り坂を転がりはじめる、歴史的な日だったのかもしれないぜ。


7/24オールスター第2戦

清原という現金な男

今日のオールスターはまさにスター選手がそれぞれ大活躍して面白かった。のはいいんだけど、清原が2打席連続ホームランを打ってMVPをとった。

巨人ファンはどういう気持ちでこれを見てたんだろう。わーい、って喜んだのかなあ。ぼくは白けた。なんでこういう時だけ?って、フツーは思うんじゃないのかなあ。ゲンキンだよ。MVPとれば現金200万円なわけだから、まさに現金なやつだ。

清原については、あんまりかわいそうだと思ったり、そんな中ちょっと意地を見せたりして、応援しようかなあという気持ちが湧いたこともあったけど、もうやめた。こんなやつに声援を送る価値はないと思う。

インタビューで「オールスターで活躍する秘訣はなんですか?」と聞かれて「目立ちたいという気持ちですかね」と答えてたけど、「目立ちたい」だけの男なんだな、きっと。よく清原のことを自分中心主義の思い上がった人間だと書かれた記事があるけど、あれは本当なんだろうな。虚栄心のカタマリみたいなやつなんだ。

まあでも、巨人は現金で選手集める球団だし、そのファンもとにかく勝たなきゃ巨人じゃないとか言ってる現金なやつらなんだから、現金な選手清原はぴったりなのかもしれないけどね。


7/15横浜に負け

わからなくなりたい

わからなくならない試合が続いている。今日もわからなくならなかった。

宮沢章夫という劇作家がいて、いつも面白い随筆を書くんだけど、最新随筆集のタイトルは「わからなくなってきました」という。野球中継でよくアナウンサーが「わからなくなってきました」というが客観的に考えてこれはとても妙な言い回しだ、という趣旨のエッセイから本のタイトルがとられてるわけ。それはそれですごく面白い着眼なんだけど、巨人の試合はここんとこずーっとわからなくならない。そういう、おっ、この試合はどうなるんだろう、というドキドキがない。

13日の広島戦なんか、一度同点になって「わからなく」なったじゃないか、という人もいるかもしれないけど、今の巨人は同点になったくらいじゃわからなくはならない。同点になると、あ、次の回あたりまた突き放されるな、とわかっちゃうんだな。で、実際そうなっちゃうわけだし。

1、2点勝ち越したくらいじゃ、まだわかっちゃう。後半ピッチャー変わったら再逆転だな、ってわかっちゃう。どのくらいで「わからなく」なるかというと、だいたい5点くらい勝ち越してる場合じゃないかなあ。5回を終えて5点差で勝ってる。そうすると、ぼくの頭の中でアナウンサーが「さあ、この試合、わからなくなってきました!」と興奮気味に叫ぶわけ。7回くらいになると、入来とか三沢とか河野とかが入れ替わり立ち替わり出て来て、そうすると興奮は絶頂。もうどうなることやらとハラハラする。それが1、2点の失点ですめばいいんだけど、3、4点取られると、あ〜あ、今日はもうダメだ、って思っちゃうんだな。追加点も入らないわけだしね。

日本一になった94年なんか、毎試合毎試合、「わからなくなってきました」がオンパレードで大行進で総進撃だったもんね。わからなくなってきましたとかいう前に、まるでわからなかった逆転劇が起こったりね。あの年は毎晩「うおおおおおお!」とびっくりしながら試合を見てた。

今年は全国の巨人ファンが「いや〜、今日も決まっちゃったなあ」とかぼやきながら見てるんだろうなあ。清原効果でテレビ中継の視聴率はいいらしいけど、そろそろみんなあきはじめてるんじゃないかなあ。このままわからなくならない続きだと、ヤバいんじゃないの?


7/13広島に負け

株主訴訟はどうだろう

今日も負けた。でも、もはやぜんぜん悔しくない。ふ〜ん、やっぱり負けたか、って感じ。

清原も5番に上げちゃったら、やっぱりダメだ。どうして上げるのかなあ。6番でいい結果出してんだから、6番でいいじゃない。そういう風に、ちょこちょこ打線いじるから安定しないんだよね。な〜んてマジで批判するのも馬鹿馬鹿しくなってきた。

思うんだけどねえ、この巨人のテイタラクはどう考えても補強の失敗だよね。で、それは、ナベツネを頂点としたフロントと、長嶋さん以下のベンチのミスじゃん。ファンとしてはさあ、責任とってほしいじゃん。言ってみれば、これは経営責任なわけ。

この経営責任ってやつは、つい最近までどの企業でも誰もとろうとしなかったのね。そういう無責任なシステムをこの国はずっと守り続けてきたわけだけど、もうそれじゃいかんと、それは資本主義の精神に反しているというわけで、野村や勧銀のお偉方が逮捕されたりしている。じゃあ、ナベツネや長嶋を逮捕しようにも、法律は野球なんかしったこっちゃないから、それは無理だ。ところで、健全な資本主義精神の発露として、株主訴訟ってのが最近流行している。これはこれで、逮捕ほど強力じゃないけど、裁判に勝てば経営責任を追及できるわけ。だから、巨人ファン有志がナベツネや長嶋を株主訴訟しちゃえばいい。

この場合、読売新聞社かあるいは巨人の運営会社「株式会社よみうり」の株主になって「おまえらのせいで巨人が弱くなり、ファンにあきれられて新聞の売上が落ちたじゃないか」とかなんとかが訴訟理由になるのかな。・・・・・・訴訟の理由としては弱いか。すぐに負けそうだな。

でもなんかさあ、責任問いたいよおれは。ナベツネと長嶋の。長嶋は監督クビになる可能性もあるけど、ナベツネはやりたい放題だもんね。誰もあのオヤジを止められない。それってヘンじゃない?AppleだってAmelioをクビにした。社長だって会長だってホントは責任ってもんがあって、ダメなら株主から罷免されるわけ。それが民主主義で資本主義の筋ってもんなわけ。でもこの国の大企業は株の持ち合い制度でお互いに慣れあってるから、一度昇りつめると絶対にクビにはならない。クビにならないどころか、社長辞任後も会長だの名誉会長だの相談役だのってことでにらみ効かし続けるの。だからナベツネは死ぬまで巨人を支配し続けるわけ。それは川上がいまだにOB会というシステムで巨人ににらみきかせてんのと同じで。

だからホント、株主訴訟でも起こすしかない。株主訴訟は非現実的かもしれんが、なんかこう、ファンの声をまとめてギューッと丸めて渾身の力でぶつけでもしないと、巨人は変わらない。次のオフシーズンでは今度は抑えのピッチャーと走れる野手をまたどっかから買ってくるに違いない。そういうとってつけた補強を永遠に続けるんだ、きっと。

でもなあ、今年だって「わ〜い、4番バッターがいっぱいでうれし〜や!」とはしゃいだ巨人ファンもいっぱいいたんだもんな〜。巨人はこのまま、坂を下っていくだけなのかもしれないな〜。


7/6阪神三連戦に勝越し

ちょっといい感じ(ちょっとね)

こないだヤクルトファンの知人と話していて「いやー、うちはひとつ負けるとすんごい悔しいんだよねー」と言っていた。巨人ファンは負けて当たり前でひとつ勝つとすんごくうれしくなる。首位と最下位とはかくも違うものか。

でも7月に入って、ちょっと巨人は様子が変わってきた。やはり「石井効果」と言っていいみたいだね。なんか、こう、いい感じ。酒鬼薔薇事件で荒んだキモチになったぼくだったけど、深刻になり過ぎだったみたいで、まず清原がちょっと元気になった気がする。6/29の四連続三振で開き直ったのかなあ。今日もホームラン打ったし。あれをホームランにしないでどーする、というような球だったけど、ちゃんと打ったのはやっぱりえらい。笑顔も見せるようになったし、ずっと6番でいくといいんじゃないかなあ。だけど広沢の5番は途中で代打出すくらいなら、最初から清水あたりにすればいいのに。仁志でもいいかもね。

でも火〜木のヤクルトとの試合では野球のやり方の違いを見せ付けられた。巨人は「誰かがドカンと打つ」のを待つだけなのに対し、ヤクルトはランナーが出たらそれを少しでも進塁させ得点につなげることを全員が考えてる気がした。後者の方が圧倒的に効率がいい。四番バッターを四人並べるのって全員が絶好調じゃないかぎり、意味はない。そう考えると、打順の組み方はいまのままじゃダメなんじゃないかなあ。

せっかく巨人が「ちょっといい感じ」になってきても、ぼくの心にはずーっと酒鬼薔薇がつけたひっかき傷が残っている。そしてそれはぼくの脳細胞にズキンズキンと刺すような痛みを送ってくる。頭の中でモヤモヤといろんなことを考えてるんだけど、あの事件はぼくたちの周りのあれやこれやとものすごく関係があって、それは例えば巨人でもあったりする。どう関係づけたらいいのかまだまとまらないんだけど、そのうち書いてみようっと。

[4月の記事へ] [5月の記事へ] [6月の記事へ][8月の記事へ][9月10月の記事へ]


このページは本当は伝言板みたいにして、巨人ファンの意見を募りたいところなんだけど、ぼくはまだ「伝言板」の作り方を知らない。だからせめて、メールちょうだい。

sakai@kt.rim.or.jp


◆ホームページへ