「 ウコン 」「ウコン」の薬効解説のページ |
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ウコンは熱帯アジア原産のショウガ科の植物です。 国内では、沖縄、九州南部、屋久島に自生し、また栽培もされています。 ウコンを知らなくても香辛料のターメリックと同じもの、あるいはカレー粉の主成分です。 ウコンの根茎を切るとオレンジ色をした果肉が現れますが、黄色い色素はクルクミンを主とするクルクミノイドです。 これらの色素は古くは金染め、江戸時代以降はウコン染めの名で染料として使われてきました。 原産地のインドからマレーシアにかけては香辛料として用いられますが、根茎は重要な生薬でもあります。 生薬のウコンは秋に葉が枯れた頃に掘り出した根茎を水洗い後、陰干ししたものです。 漢方では利胆、芳香性健胃薬の他に止血や鎮痛を目的に様々な処方に配合されます。 主成分のクルクミンは胆汁分泌を促し、脂肪の消化吸収を助ける作用があり、利尿や肝臓の解毒作用を強化する働きもあります。 またウコンのエキスはビタミンEと同等の高酸化作用を示すことが最近の研究で明らかにされ、新たな注目を集めている生薬です。 |
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