「 スミレ 」「スミレ」の薬効解説のページ |
スミレ属の植物は全国に400種あると言われています。 分布の中心は北半球の温帯で、日本にも56種が自生しています。 いずれも可憐な花や色の草本で、海浜、高山、あぜ道など至る所で見ることができます。 代表種のスミレの原産地は南米のアンデス山系とされています。 多年生で高さは6〜12cmになります。 日当たりの良い草原や道端で4〜5月に濃紫色の花を咲かせます。 中国では、日干しにした全草を「紫花地丁」(しかじちょう)という生薬になります。 解毒、抗炎症、鎮痛薬として、各種の化膿性疾患に煎じて服用します。 日本の民間療法には生の葉をすりつぶして、酢とご飯を加えて練り、布にのばして患部に貼ると膿が吸い出されると言うのがあります。 |
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