おおばこは、日本全国 どこにでも道端などに普通に見られる多年草です。 「おおばこ」の葉柄で互いに引っ張り合う遊びで、「相撲取り草」としても馴染み深い植物です。 全国的な植物のため、地域によって 「おんばこ」「かえろっぱ」「ぎゃーろっぱ」などの名もあります。 生薬名を「車前草」といい、車に踏まれても強く成長していく草の意味です。 車前草は秋に多数の実を付け、何かがふれると種子が飛び散ります。 漢方では、この種子を「車前子」といい、この種子が 一部の漢方薬の処方に含まれています。 成分 鎮咳作用のある「アウクビン」の他、プランタギニン、ウルソール酸、ホモプランタギニン
採取時期 地上部を採取して、水洗いして陰干しします。 「おおばこ」の薬効および使用法