「食欲不振」や「消化不良」の時の胃腸薬は何がいい?
太田胃散・キャベジン・大正漢方胃腸薬・・などなど・・
胃腸薬にはいろいろありますが、実際のところ、すべての胃腸薬には症状による使い分けが重要です。
例えば「太田胃酸」は、もともと「胃散」ですから、胃の中に存在する塩酸を「重曹」で中和して「胸焼け」や「むかつき」の症状を抑える薬です。
だから、太田胃散を服用するとスッとしてスッキリするわけです。
あまり連用するのはよくないですネ
「キャベジン」は胃の粘膜の修復剤で、毎日服用することで胃粘膜の炎症を改善する薬です。
それでは、「食欲不振」や「消化不良」のように、胃の働きが悪くなって、食欲が無くて困っている場合はどうしたらいいのでしょうか?
胃の働きが弱っている場合、処方薬ではよく「プリンペラン」が処方されますが、最も適しているのは生薬の胃腸薬です。
「食欲が無い」という症状は、生薬が最も得意とする分野です。
胃の働きを良くする胃腸薬としてお勧めしている薬が、「甘樫胃腸丸」という薬。
ちょっと耳慣れない薬だと思います。
この薬・・ほとんど売っている店がない・・
でも、昔からある知る人ぞ知る隠れた名薬です。
「苦味健胃剤」・「芳香性健胃剤」としての生薬を組み合わせて胃の働きを活発にして元気な胃に戻します。
特筆すべきは、「胃の塩酸の中和剤(重曹)が入っていない」ことです。
ほとんどの胃腸薬には重曹が含まれ、取りあえず効いた・・という気にさせてくれますが、本来は好ましい成分ではありません。
特に、弱った胃には重曹はダメです。
生薬の効果を最大限に発揮させるための、生薬だけで作られた胃腸薬が必要です。
それがこの古風な胃腸薬。
小さな粒の丸薬で、1回量30粒が1包になっています。
パッケージも昔からの薬 そのものです。
この薬は、食欲がない時に不思議なくらい良く効きます。
数日で効くわけではない・・・でも、
毎日服用すると、気が付かないうちに徐々に食欲が戻ってきます。
1箱100包りなので、それなりのいい値段ですが、続けて服用するタイプの薬なので、一度トライしてみてはいかがでしょう?
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