冬季限定
清水家では、生牡蠣をご注文頂いてから
殻をむいて、ご提供しています。
ご注文はお一人、2ッ以上3ッ以内でお願いします。


生牡蠣について

酒飲みが好きな肴の一つに
「牡蠣」が有りますが、
清水家のHPご覧の方へ
牡蠣における食中毒の予防のために
牡蠣の情報(予備知識として)を
お知らせしておきます。
ご理解とご協力を
お願い致します。

牡蠣は海のミルクとまで言われ、非常に美味しく栄養価も高いのですか、食中毒が大変怖い食材です、
近年の研究で牡蠣における食中毒の原因は牡蠣の内蔵に寄生する
SRSV(小型球形ウイルス)と判明しています。
   もちろん、鮮度が良くなく食中毒になることも有りますが・・・
体内に入ったSRSVは、腸内で約12時間ほどで急激に増殖し下痢、発熱などの症状を起こし
重傷の場合は生命の危険も有ります。
SRSVは
生きた牡蠣(ホタテやホヤなどの内臓)にしか寄生できません、従って加熱処理が重要です。
ニュースなどで○○病院、△△養老院で集団中毒などの多くは、
SRSV(牡蠣以外も含む)による二次感染が原因のほとんどだそうです。

牡蠣におけるSRSVは生きた牡蠣の内臓内に繁殖していて、
養殖、調理の時点でどの牡蠣に繁殖しているかの
判別は不可能です。
食中毒を予防するには、生で食べないのが一番ですが、
やはり美味しい物(生牡蠣)は食べたい!私も大好きで〜す!

ほかにウイルスによる感染症の代表的なものにはインフルエンザが有りますが
空気中に無数に浮遊するインフルエンザ・ウイルスの中で生活していてもインフルエンザに感染
しない人もいます、理由は体内に取り込んだウイルスの量や体調によるところが有ります。

そこで原因がウイルスなので、健康体なら体内に取り込む
ウイルスの量を一定量に抑えれば
ウイルス症の発症を抑えられますので目安として、
生牡蠣はひとり3ッまでが好ましいです。
また、体調が悪いときは、摂取が少量でも発症しますので控えた方が良い。
また、牡蠣を調理した時の2次感染(まな板、包丁、布巾、指先、等)や、
SRSV感染症の人の糞便・嘔吐による2時感染での発症例も多く見られますので
信頼の置ける処(ちゃんとした知識を持ついる処)で食べる用にするのが好ましい。

洗浄海域で養殖、48時間殺菌海水処理いずれも大腸菌等の処理は菌類には比較的有効ですが、
SRSVに関しては、いずれも効果は有りませんのでご注意下さい。

汚染が懸念されているのに、なぜ流通するのでしょう?
当たるのが怖い、でも美味しいから、食べちゃう
「ふぐ」みたいになっちゃうのかな?

誤解の無いように
牡蠣の生産者、流通業者等の方を批判している訳では有りません
安全に美味しく食べる為の予備知識としてお読み下さい。


以前は小型球形ウイルス(SRSV)と呼ばれておりましたが、
平成15年に食中毒統計作成要領が改正されたため、
名称が「ノロウイルス」に改められました。

※ ノロウイルスの感染の特徴と症状
  ・少量で感染し(10〜100個の摂取)、発症率が高い。
  ・主に食品を通じて感染するが、人から人へも感染する。
  ・感染者が全て発症するわけではない。
  ・食品で増殖するわけではないので、食品の鮮度に関係なく感染する。
  ・何回でも感染する。
  ・食べてから1〜2日で発症する。
  ・吐き気や嘔吐、腹痛、下痢が1〜3日続く
  ・治ってからも2週間は便に少量のウイルスを排出する。

   (2004/7/8補足)

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