マルコガタノゲンゴロウの羽化
マルコガタノゲンゴロウの蛹が羽化しました。こちらの蛹は
私が蛹用の容器を観察用に掘り出したものです。
(蛹の期間はゲンゴロウの成長段階で一番弱い時期でもあります、
ちょっとしたストレスも死亡原因になるので、なるべくなら羽化
して出てくるまでそっとしておくことをお勧めします)
2002年8月2日撮影
水中で十分に栄養を取り、成長した幼虫は蛹になるために上陸します。
上陸した幼虫は土の中で蛹室を作り、その中で蛹になります。
2002年8月12日撮影
上陸してから10日目の蛹です。まだ真っ白です。
2002年8月15日撮影
脚や顎などが色づいて来ました。もうすぐ羽化しそうです。
2002年8月16日撮影
上の写真から一夜明けると、既に羽化していました。
まだ羽根も少し透き通っていて、後翅が透けて見えるのが
分かるでしょうか?
2002年8月16日撮影
上の写真から約15時間ほど経った新成虫です。
既に色も黒くなっていますが、まだほとんど動きません。
この後、2〜3日はこのままじっとして体が固くなるのを
待つようです。
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